韓国戦争当時の避難生活の辛さが記憶されている歴史ある釜山通り。階段だけでなく、周辺に残っている跡が歴史と思い出を篭って今でもその場にある。映画「人情事情見る必要なし」の背景を見た後、階段の上にあるアコーディオンを演奏する人の銅像の横に座って階段の下を眺めると、1959年から長い間、庶民と共に続いてきたペックダン製菓店や古い建物であるが懐かしげな食堂街、フランチャイズのカフェよりお茶の値段が安い幾つかのカフェー。穏やかに流れてくる歌「慶尚道アガシ(お嬢さん)」が釜山の過去と現在を語ってくれるような感じがする。
位置 釜山広域市中区中央洞3街
見物 40階段文化館、母心の銅像、ポン菓子おじさんの銅像、アコーディオンを演奏する銅像
食べ物 ペックダン製菓店、大宮サムゲタン
日帝強占期に東洋拓殖株式会社釜山支店として建てられた建物である。解放後は、米文化院として使われ、外国勢力駐留の象徴であった釜山の近代歴史建物。韓国釜山に位置するこの建物を1999年、返還された後、韓国近代史を知らせ、教育させるための近代歴史館として変貌された。
2階の展示室では、釜山の近代開港から日帝時代、近代都市の釜山という主題で展示され、港都市としての激動の時代を貫いてきた釜山の近代史が一目で分かる。
3階の展示室では、東洋拓殖株式会社、近現代韓米関係などの内容が子供達にも興味深くみれるように展示されている。
位置 釜山広域市中区大庁洞2街99
見どころ 常設展示室、企画展示室
見知らぬ外国の書籍、絶版になったその本、私が書いたメモが残っているかもしらない参考書、幼い頃に題目を完璧に覚えていた数々のマンガがごちゃごちゃに集まっている小さな路地。ビンテージの感じを漂わせるここでは、本を必ず買わなくても積み重なっている本の題目を見て思い出を辿るだけでも話に花が咲いて楽しい。正門から見ると狭そうだけど、中は、古典文学から感じられる面白そうな複雑で奥深い書店が殆どなので、中に入ってみるのがポイント。 本の迷路の中で大きな書店にはない本1冊を不意に発見する楽しみを感じてみよう。文庫版のように小さなカフェーで読書と余裕を満喫してみるのも良いだろう。
位置 釜山広域市中区宝水洞1街119
見どころ 古本屋、ケラーグラフィー工房ギャラリー、寶水洞書店路地文化館
寶水洞書店路地の端にある50年伝統のビビンバ専門韓食堂。
美味しそうなおかずや牛肉の刺身がのせられたビビンバと共にソンジククがグルメの一品である。
牛肉と一緒に焼くパジョン、ユッケも珍味
位置 釜山広域市中区寶水洞1街77-6
営業時間 12:00 ~ 21:30
韓国初の公設市場だった富平市場。その長い歳月から来るグルメやお楽しみが沢山ある。稲荷寿司、ぜんざい、ビビン麺、釜山海鮮おでんなど、数多くの食べ物が味わえるので1種類を大量に食べのは禁物。市場の活気に溢れる雰囲気を感じながら少しずつ色々な物を食べるのが富平市場を満喫する方法である。韓国戦争以後、アメリカ部隊から外国製品を売り始めて有名になったという市場。その時代によく売られていた物が缶詰だったのでその名から由来されたカントン(缶詰)市場。このようなことからか外国製品を安く買える。色鮮やかな物を見るだけでも美味しい外国のお菓子や様々な旧製品がショッピングをより一層楽しませてくれる。市場を見物して、外国製品をショッピングした後、豚足路地に向かってさっぱりで甘酸っぱい冷やし豚足を味わうのも乙なものです。
位置 釜山広域市中区富平洞1街
見どころ 様々な外国製品、活気に溢れる
市場食べ物 稲荷寿司、ビビン麺、ぜんざい、釜山おでん、冷やし豚足
無い物が無い万物市場。路地ごとに衣類やカバン、生活必需品、工具、雑貨など、何でもある。釜山港にアメリカ軍艦が停泊すると、アメリカ軍人たちが軍の生活に必要な物をここで備えて行くくらいだ。尚、路地ごとにある商店では様々な外国ブランドの旧製品やファッションアイテムを安くお買い物できる。見物スポットやショッピング街の真中には市場の趣が感じられるグルメ街の忠武キムパブとビビン麺、などの立ち売り店が懐かしい。 港に近く昔から外国の書物が多く取り入れられた町だけに庶民的な市場としてより一層異国的な趣を出している。
位置 釜山広域市中区新昌洞4街
見どころ 旧製品、ショッピング街
食べ物 忠武キンパとビビン麺、ゲミチプ
釜山国際映画祭(BIFF)の主軸であった釜山劇場。大英劇場の前には、映画祭を記念する造形物や映画人達のハンドプリントなどがある。劇場の前には最近、有名になった種ホットクを売っている立ち売り店が集まっているので気になるこのホットクが味わえる。BIFF広場から光復路ショッピング街までは、大衆的なブランド商店が並んでいるのでショッピングするのに良い街である。若者達が好きなベーカリーやカフェ、レストラン、衣類商店などがあってダウンタウンの顔としての役割を果たしている。
位置 釜山広域市中区光復路
見物 BIFF広場、ハンドプリント
食べ物 種ホットク
砂利場が広く広がっているチャガルチ場(砂利處)と呼んだ事からその名が由来したチャガルチ市場。韓国最大の魚市場であり、ここは南港から取る漁獲物が豊かで新鮮度が最高である。
太刀魚、鱈、貝類など、色んな海産物を新鮮であるままに購入できるだけでなく、チャガルチ場の建物と新東亜刺身センターで生きているお魚を直接選んでその場で刺身にして食べられる楽しみもある。
元気な商人達と生きている新鮮な水産物から在来市場の愛情や活気を感じてみよう。
位置 釜山広域市中区南浦洞4街37-1
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<!--[endif]-->見どころ 水産市場の風景
食べ物 チャガルチ市場の海産物、魚焼き、ヌタウナギ焼き、刺身
Tip 利用時間 05:00~22:00 (2,4週火曜日は休み)
海から陸地にそびえ立つ龍の頭に似ていることから龍頭山と名付けられた。そこに作られた龍頭山公園には釜山タワーや李舜臣将軍の銅像、八角亭がある。
閑寂でありながらも活気がある公園の雰囲気は、散歩するのに良く、釜山の息吹がかんじられる。公園の真中に立っている李舜臣将軍の銅像は、海の都市釜山の真中でより偉容を輝かしているようだ。釜山にある海洋大学だけでなく、コモド(COMMODORE:海軍提督)ホテルは将軍を思い浮かべさせる。釜山タワーの展望台から釜山市内を一目で眺めると、釜山の活気をより近くから感じることができるだろう。
位置 釜山広域市中区光復洞2街1-2
見物 龍頭山公園、李舜臣将軍の銅像、八角亭、釜山タワーの展望台
Tip 展望台の観覧時間 09:00~22:00(年中無休)